男性なら一度は手にしたいのがオーダースーツですよね。既製品とは異なり、自分の身体にフィットするオーダースーツはデキる男度をアップしてくれるビジネスパーソン憧れのアイテムです。そんなオーダースーツですが、実は3つの種類があり、種類によって納期が異なります。
この記事では種類ごとの納期目安や注文の流れを詳しく解説!オーダースーツの購入を検討している方は必見です!
オーダースーツの納期は種類によって変わる
オーダースーツを注文してから、どれくらいで仕上がるのかは気になるところですよね。
オーダースーツには、パターンオーダー・イージーオーダー・フルオーダーの3種類があるのですが、どの方法でオーダーするかによって納期が異なります。これは種類によって工程数が異なるからです。
オーダースーツを注文するときは、どの種類のオーダースーツするのかを決めたうえで、納期目安をチェックして余裕を持って注文したいですね。
次の章から、それぞれのオーダースーツの納期目安と注文の流れを紹介します。
パターンオーダーの納期目安・注文の流れ
ではまずパターンオーダーから解説していきます。パターンオーダーはオーダースーツのなかで一番手軽でリーズナブルな種類です。
ベースとなるスーツを元にして着丈やパンツ丈などサイズを調整します。自由度は高くありませんが、気軽に自分サイズのスーツが作れます。
納期目安
ベースとなるスーツを元にして作るパターンオーダーは、工程数が多くないので、納期も一番短くなります。パターンオーダーの納期目安は2〜3週間ほどです。
注文の流れ
パターンオーダーを注文するときは、まずお店でベースとなるスーツを選びます。生地やシルエットが何パターンも用意されていますので、自分好みのものを選びましょう。
ベースとなるスーツを選んだら、サイズを測ってもらい、そのサイズに合わせてスーツを仕立ててもらいます。ボタンや刺繍などカスタマイズできる場合もあります。
イージーオーダーの納期目安・注文の流れ
イージーオーダーも元となるスーツをベースにして作るオーダースーツですが、パターンオーダーと異なり、注文ごとにパターン(型紙)を作って仕上げます。
パターンオーダーでは丈を調整するのがメインとなりますが、イージーオーダーなら横幅も調整できるので、より自分の身体にフィットしたスーツが作れるのが特徴です。
納期目安
イージーオーダーはベースとなるスーツはありますが、それを元にして型紙を作成します。
型紙を作るぶん、パターンオーダーよりも時間はかかりますが、型紙を作ってからは機械で縫製していくのでフルオーダーよりは早いです。納期の目安は3〜4週間になります。
注文の流れ
イージーオーダーはまず希望のヒアリングから始まります。その後、元となるスーツを好みに近い形から選びましょう。生地もこの段階で好みのものを選びます。
選んだスーツを元にして、着丈・パンツ丈だけでなく、身体の横幅を採寸してもらいます。なで肩やいかり肩など身体的な特徴に合わせてもらうことも可能です。
微調整も可能なので、シルエットに希望があればこのとき伝えてください。あとは元のスーツの型紙を元に採寸したサイズや希望を踏まえて型紙を作ってもらい、機械による縫製をしてもらって完成です。
フルオーダーの納期目安・注文の流れ
フルオーダーはその名の通り、全て注文する人の希望に合わせて手作業で製作します。他のオーダーメイドスーツとは異なり、元となるスーツはありません。
オーダーメイドスーツといえばこのフルオーダーをイメージする方も多いのではないでしょうか。世界に一つだけの、自分の身体だけにフィットするこだわりのスーツが作れます。
納期目安
細かく採寸を行って型紙を一から作るうえに、全てを手作業で行うフルオーダーは、他のオーダースーツと比べてもかなり時間がかかります。納期目安は1〜2ヶ月ほどです。
パターンオーダーとイージーオーダーが1週間しか変わらないにも関わらず、フルオーダーがこれほど時間がかかるのは、手作業で縫製を行うことが影響しています。
注文が殺到する年度末の時期には、さらに時間がかかることもあるので注意しましょう。
注文の流れ
フルオーダーは注文する人の希望をヒアリングし、その後採寸を行っていきます。選べる生地の種類も豊富です。またカスタマイズできる部分も多いので、希望に沿って選んで注文します。
採寸や希望に沿って一から型紙を作ると仮縫いが仕上がってきます。仮縫いは試着できるのでリクエストがあれば伝えましょう。仮縫いと調整が何度か繰り返され、納得いく形になったら本縫いで仕上げていきます。
この調整にどれだけ時間がかかるかによって納期も異なってくるので、他のオーダースーツよりもかなり余裕を持って注文した方が安心です。
オーダースーツを注文するときの注意点
オーダースーツはどの種類でも、注文する前に希望は全て伝えておくことが大切です。
注文後に「ここはこうしたかった」という希望があっても、一度制作に入ると調整できなかったり、受け付けてもらえないケースもあります。
フルオーダーの場合は仮縫いの状態で調整できる部分が多いですが、後悔しないように注文時にリクエストは全て伝えておきましょう。
【まとめ】オーダースーツを注文するときは時間に余裕を持って注文しよう
オーダースーツの納期目安を解説しましたが、これらはあくまで目安です。
納期目安よりも早く仕上がることもありますが、遅れてしまうことも珍しくありません。
「絶対にこの日までにオーダースーツを用意しておきたい」という日が決まっているのであれば、時間に余裕を持って注文することをおすすめします。
工程数が増えるほど目安より遅くなる可能性がありますので、特にフルオーダーの場合は気をつけてくださいね!
吉川 要
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